カーペットに関する豆知識④ ~メンテナンス編~
カーペットのメンテナンスに最も大事なのは掃除機掛けです。
カーペットの汚れのほとんどは泥砂、ホコリ、髪の毛など掃除機で吸い取ることができます。
またカーペットのパイルに入り込んだ泥砂を踏むことで繊維が傷ついて汚れやすくなったり傷みの原因になるので、それを取り除くことが基本です。
使用する掃除機は「アップライト型」と呼ばれる物をお勧めします。
アップライト型(式)バキュームクリーナーはカーペット専用の縦型バキュームクリーナー(掃除機)で回転するブラシでカーペットの奥の汚れを掻き出し、吸い取ることができます。
一般的な家庭用の掃除機を使う場合は吸い込み口に回転するブラシの付いたものを選びましょう。
中でもバキュームモーターとは別にブラシ用モーターがあるものの方がより汚れをかきだしてくれます。
掃除機をかける際は押す時より引くときを意識してゆっくり掛けます。
これは通常ブラシが前に回るものが多いため、引くときの方がブラシが汚れをかきだす力が強くなるからです。またブラシの回転でカーペットの毛(パイル)を立ててくれる効果も期待できます。
歩行量の多いところは特に念入りに「縦、横、斜め」にかけるくらいの気持ちでかけると別方向からの刺激が加えられ効果的です。
カーペットの維持・メンテンナンスの基本はとにかく毎日の掃除機掛けです。
今回はタイルカーペットの貼り方についてです。
タイルカーペットは通常パイル(毛)に向きがあり、裏を見ると→がかいてあります。
カーペットを貼る際はこの→の向きをそろえて貼るのが一般的です。
タイルカーペットの貼り方は大きく分けて、市松貼り、流し貼り、ランダム貼り、レンガ貼り、アシュラー貼りの5種類があります。カーペットのデザインによって推奨の貼り方がある場合もあるので確認した方がよいでしょう。
それではそれぞれの貼り方を見てみます。
市松貼り
最も一般的な貼り方です。
タイルカーペットの方向を交互に貼っていくことで目地が目立ちにくくなり、パイルの向きが交互になることでちょっとした汚れが目立ちにくくなるといわれています。
デザインやパイルの方向によっておしゃれなデザインを作ることも可能です。
流し貼り
「順目貼り」とも呼ばれます。
矢印の向きを一方向にそろえた貼り方です。
つなぎ目がわかりにくく大きな1枚のカーペットのように見せることができます。
ただしデザインによってはかえって目地が目立ってしまうこともあり流し貼りを推奨しない商品もあるので注意が必要です。
ランダム貼り
矢印の方向を考慮せずランダムに強いていく貼り方です。
方向を気にしないのでスピーディーな施工が可能です。
柄によっては意外性のある面白いデザインができることがあります。
アシュラー貼り・レンガ貼り
アシュラー貼りは流し貼りを縦方向にずらす貼り方でカーペットのつなぎ目や模様のつなぎ目がわかりにくくなります。 縦長のタイルカーペットを貼る場合よく使われますが初心者には難しい貼り方です。
レンガ貼りはレンガのように横にずらして敷く貼り方です。ずらしたラインで帯状の模様が現れます。
その他タイルカーペットを三角形に切ってデザイン貼りしたり、壁に対して斜めに貼るなどいろいろな貼り方がありますが、凝った貼り方をすればするほど交換が難しくなったり、材料の無駄が出やすくなります。
メンテナンスの面からみるとどの貼り方をしてもさほどの違いはありません。
ただし部分的に貼り替え、交換を行うのであれば区切りやすい「市松貼り」か「流し貼り」または「ランダム貼り」がお勧めです。
いつも退去後にイスクリーニングを施工している福岡市内の家具付き賃貸マンションで共用部通路のカーペットクリーニングを行いました。
各階カーペットなのですが、今回は3フロアーの作業です。
入居者の方が通行することも考えて周りに気を使いながら作業を進めます。
全体的に均一に汚れていると汚れに気が付きにくいことがありますが、クリーニングすると違いは一目瞭然です。
明らかに汚れが目立つ前、「なんとなく汚れてきたかも?」というくらいのタイミングでクリーニングを入れていくと美観を維持しやすいです。
カーペットが濡れた状態では滑ることがあるので乾燥させて仕上げます。
特に濡れたカーペットからタイルや石の部分に踏み込む時が一番滑りやすく危険です。
転倒事故防止のため、滑らなくなるまで乾燥をかけました。
オープンスペースではなく締め切られた空間だったので、空気の循環が少なく乾燥にかなり時間がかかってしまいました。
しっかり乾燥させた状態で確認頂きました。
「すごい綺麗になりましたね!!」とうれしいお言葉を頂きました。
ありがとうございました。
春日市にてオフィスクリーニング施工しました。
ETCカードや燃料カードでお世話になっている会社です。
カーペット+ワックス清掃です。年に1~2回定期的に施工しています。
ポリプロピレンのカーペットで汚れが落ちにくいのですが、新しく導入したケミカルの効果で今までよりいっそう綺麗に仕上がりました。
ワックスのエリアは適切に膜厚を管理することで剥離せずに美観を保っています。
そのため「このパットで洗浄して何枚ワックスを塗る」と決めて作業していません。
基本の作業内容は決めていますが、その時の状態によってどのくらいワックスを削ってどれくらいワックスを塗るかを決めています。
あくまで美観や清潔感を目的として清掃しているのであって、作業すること自体が目的にならないようにしています。
福岡市内のホテルの中華レストランでカーペットクリーニングを行いました。
中華レストランは和食やフレンチのレストランに比べて汚れやすいように思います。
特に厨房からの動線は油汚れで黒くなりがちです。
油汚れに対応したケミカルを使い、しっかり汚れを除去していきます。
作業前➡作業後
最近油汚れ、獣道の除去に有効な新しいケミカルを導入して少しずつ試しています。
今回も使用し、汚れ落ちを確認できました。今後は今までよりさらに上の仕上がりを目指せるのではないかと期待しています。
家具付き賃貸マンションでダイニングチェアーのクリーニングを行いました。
このホームページを見てお問合せいただき、一度施工してからは繰り返し依頼いただいています。またクリーニンングで対応できない場合は張替えの提案も行っています。
before&after
白い生地は繊維の種類によってはクリ-ニングすると黄ばんだり茶色く変色することがあるので注意が必要です。できる限り生地の組成(繊維の種類)を確認して作業しますが、確認できない場合は見た目や風合いで判断したのちにテストしてから作業するようにしています。
また海外製に生地は色が抜けやすい場合が多く、デザイン性の高いものはデザイナーのこだわりから特殊な繊維を使っていることが多いので特に気を付けています。
このホームページを見た会社様から事務椅子クリーニングのお問合せを頂き、施工しました。
買い替えを検討されていたらしいのですが、「試しにクリーニングしてみよう」ということで依頼いただきました。
before&after
クリーニングすると汚れがどんどん出てきます。
一度ではすべての汚れを取り切れないので数回作業を繰り返しています。
見た目で汚れがわかる状態の椅子はかなり汚れをため込んでいると思っていただいたほうがいいでしょう。
長年にわたって蓄積された汚れを取り去るのは一筋縄ではいかず、予定より時間がかかってしましましたが、大変喜んでいただけました。ありがとうございました。
「椅子を洗える」ということを知らない方も多いのですが、椅子はクリーニングすれば長く使えます。
費用も買い替えに比べるとかなり抑えられます。
まずはお気軽にお問い合わせください。
このホームページからお問合せいただき施工しました。
100㎡ほどの広さでしたので作業時間は2時間程度です。
before → after
歩行による獣道や観葉植物の鉢から染み出したシミがありました。
動線の獣道はかなり綺麗になりましたが、鉢からのシミ出しは完全に取り去ることは難しいく、目立たない程度には除去できました。
「ソファの買い替えを検討した結果、気にいった形が無かった」との事で張替えのご相談を頂きました。
画像の左側に同じ肘付の1人掛けが2台あるセットです。
長年使用していて、新しく同じ形のセットを探していたらしいのですが見つからず、お問合せ頂きました。
セット全体の張替え後写真が撮れず1台だけです。
以前と同じような雰囲気をご希望でしたので似た生地で提案し、色は選んでいただいております。
中のクッション(ウレタン)は補充し、肘置き部分に傷があったため補修・塗装も行ってます。
生地張替え、ウレタン補充、木部塗装をしてほぼ新品の状態に仕上がりました。
愛着があるソファの再生をさせていただきました。ありがとうございました。
古くなっても「サイズがちょうどいい」「形が気に入ったいる」「同じものは売ってない」などの理由で買い替えに躊躇することはありませんか?
古い椅子、ソファーはクリーニングや張替えで、蘇ります。お気軽にお問合せ下さい。
キャナルシティ・福岡ワシントンホテルのロビー大理石を研磨、光沢再生しました。
配管工事で休館していたのですが、4月1日の営業再開前に施工しました。
大理石は石材の中でも比較的柔らかく、現場で研磨して光沢を上げることができます。
最近あまり使われませんが、人工のセラミックタイルに比べると、天然石ならではの自然な風合いと豪華な雰囲気を演出できます。
ポリッシャー+ウェイトで圧をかけた状態で研磨。
番手を変えながら5工程行います。
ポリッシャーはゆっくりと動かさないと仕上がりませんので1日で進める面積はかなり狭くなります。
before → after
見違えるように輝くロビーに大変喜んでいただけました。
ありがとうございました。
今回は休館中ということもあり歩行制限を考えずに作業できましたが、営業中の場合やマンション・ビルのエントランスを作業する場合は作業エリアを区切って動線を確保して作業します。
「石材の床を綺麗にしたいけどどうすればいいかわからない」、「そもそもセラミックタイルなのか天然石なのかわからない」という場合もお気軽にご相談ください。
プロの視点からご要望に応じた適切なご提案をいたします。
昨年11月に事務椅子クリーニングを行った北九州の会社様、前回の仕事を評価いただき、再度依頼いただきました。
前回は50脚、今回は30脚です。
並べてみても背の上部が汚れているのがよくわかります。
建物内部は改装工事中のため、外で作業しました。天気が良く、ちょうどよい風も吹いてくれたので乾燥時間が短くて済みました。
椅子はクリーニング後、乾いてくると見えてくるシミがあるので、乾燥させてシミが出てきたらシミ取りをして仕上げています。
before → after
全体的な汚れ、シミが取れて綺麗に仕上がり、喜んでいただけました。
ありがとうございました。
椅子の汚れの多くは手垢や皮脂汚れ(特に背の上部、座面の左右)ですが、飲み物や血液などのシミ(上の画像)が付いていることもあります。
クリーンニング時点では何のシミかわかりませんが、ほとんどのシミは取ることができます。
国産事務機メーカーの椅子は作りがしっかりしていて布生地も耐久性が高いものを使っているので、10~20年前のものでもクリーニングすれば綺麗になって使用できることが多いです。
「これはさすがに買い替えかな?」と思った椅子でも是非一度ご相談ください。
以前からカーペットクリーニングや原状回復工事などでお世話になっている福岡市内の会社でカーペットクリーニング施工しました。
オフィスの定期的なカーペットクリーニングは、汚れの状況や求める美観のレベルにもよりますが、年に1回か2回が程度が一般的です。
今回のクリーニングは博多駅前から千代に移転後約1年経ち、初めての施工です。
オフィスでは一般的なカーペットですが、白に近い明るい色なので汚れが目立ちやすくなってしまします。
適切なケミカルを使用して丁寧に作業することでしっかり汚れを取っていきます。
before ⇒ aftre
綺麗になって喜んでいただけました。
また1年後に作業させていただきます。
ありがとうございました。
年末年始や年度末は忙しくてオフィスのクリーニングができなかった会社様も多いのではないでしょうか?
新年度が始まり新たに気持ちを切り替える意味でもオフィスクリーニングはお勧めです。
お気軽にお問合せ下さい。
ご相談からデモ(サンプル施工)・御見積もりまで全て無料!
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